先端数理科学 II(2008年度)

感性と情報

授業内容
文理融合科学の中のトピックの一つとして感性と情報というテーマを取り上げ,数理科学の視点から講義する。すなわち,人間の感性を考慮すると,映像や音信号など人間に知覚される情報はいかに数理的に処理されるべきか,また人間の感性が顔や音声など人間が発する情報にどのように現れるかについて解説し,映像,音楽,音声,顔などを対象として,人間の感性を考慮した情報処理システムについて紹介する。
授業計画
人の知覚や心理,主観評価などを考慮した新しい情報学の分野で活躍している講師陣を招いて,学際的視点から,オムニバス形式で行う。各回の具体的講義内容および講義に招く講師陣の紹介等は,ポスター等により事前に掲示する。
ポスターを公開しました。下記のリンクよりダウンロードください。
プログラム
明治大学 各研究科博士後期課程横断型カリキュラム プロジェクト系科目
先端数理科学 II 「感性と情報」
コーディネーター:荒川 薫(明治大学理工学部情報科学科 専任教授)

人間の感性はどのような情報に現れるか?人間の感性を考慮すると情報システムはどのように構築されるか?感性をテーマとした情報学の最前線を紹介し,数理科学の新しい展開を探る。

2009年1月20日(火)
 2時限 10:30 - 12:00
 3時限 13:00 - 14:30
  テーマ:「感性と顔」
     原島 博(東京大学大学院・情報学環)

 4時限 14:40 - 16:10
 5時限 16:20 - 17:50
  テーマ:「感性と脳波」
     武者利光(株式会社脳機能研究所)

2009年1月22日(木)
 2時限 10:30 - 12:00
 3時限 13:00 - 14:30
  テーマ:「感性とヒューマンインタフェース」
     野本弘平(三菱電機・デザイン研究所)
         
 4時限 14:40 - 16:10
 5時限 16:20 - 17:50
  テーマ:「音楽情報処理 最前線」
     後藤真孝(産業技術総合研究所・情報技術研究部門)

2009年1月26日(月)
 2時限 10:30 - 12:00
  テーマ:「感性と乳児の泣声」
     荒川 薫(明治大学・理工学部情報科学科)
 
 3時限 13:00 - 14:30
 4時限 14:40 - 16:10
  テーマ:「感性とロボット」
     柴田崇徳(産業技術総合研究所・知能システム研究部門)
 
 5時限 16:20 - 17:50
  テーマ:「感性と情報・まとめ」 
  荒川 薫(明治大学・理工学部情報科学科)
会場
明治大学駿河台校舎紫紺館3階会議室
会場案内はこちら
備考
本科目は博士後期課程学生対象ですが,博士前期課程学生の参加も歓迎いたします。

正規の履修生のほか,聴講のみの参加(他大学学生も可)も受け付けます。

遠方から聴講を希望する学生には旅費等の援助を行いますので,希望する場合は事前に gcoe@mics.meiji.ac.jp までご連絡ください。(2009年1月15日締切)

問い合わせ先:
明治大学教務サービス部大学院グループ
〒101-8301 千代田区神田駿河台1-1
TEL: 03-3296-4368
E-mail: dai_in@mics.meiji.ac.jp

後援:
明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」
明治大学先端数理科学インスティテュート

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