セミナー・シンポジウム(2009)

錯覚ワークショップ-横断的錯覚科学は成立するか-

日時 : 2009年9月9日(水) ~ 10日(木)

会場 : 明治大学駿河台キャンパス紫紺館3階会議室 (アクセス方法詳細

入場無料

目的 :
  錯覚とその周辺の広い話題を取り上げて、研究の現状について紹介していただき、それらをつなぐ研究者ネットワークを広げるとともに、横断的な「錯覚科学研究」の可能性を探る。キーワードは錯覚であるが、五感の錯覚を始め、コミュニケーションにおける勘違いや、広告につられて非合理な購買行動を起こすことなども広い意味での錯覚ととらえて視野に入れる。
  このワークショップは、明治大学先端数理科学インスティテュートのプロジェクト研究「錯覚の数理モデリングとその応用」の研究活動の一環として行うものである。

 
 
 

プログラム:


2009年9月9日(水)
 10:00 – 11:00
原島博(東京大学名誉教授)
「コミュニケーションにおいて錯覚は悪いことなのだろうか?」
 11:00 – 12:00
新井仁之(東京大学/JSTさきがけ)
「数学的方法による錯視の研究」
 13:00 - 14:00
池崎秀和(株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー代表取締役社長)
「味を目で見る,においを探す」
(当初の講師は九州大学都甲潔氏の予定でしたが、都合により共同研究者の池崎氏に変更します)
 14:00 – 15:00
藤木淳(九州大学/JSPS)
「インタラクティブ錯視・だまし絵-アートからゲームへ」
 15:30 – 16:30
友野典男(明治大学)
「認知的錯視―行動経済学の視点」(仮題)
 16:30 - 17:30
山口泰(東京大学)
「距離によって見え方が変わる二重画像」
 18:00 - 20:00
懇親会(会費3000円/人)

2009年9月10日(木)
 10:00 – 11:00
梶本裕之(電気通信大学)
「触覚の錯覚とバーチャルリアリティ」
 11:00 – 12:00
羽倉弘之(東京大学)
「三次元映像は錯視だろうか?:視覚特性について考える」
 13:00 - 14:00
北岡明佳(立命館大学)
「錯視・錯覚のオーバービュー」
 14:00 – 14:40
友枝明保(明治大学/東京大学)
「高速道路のサグ部における傾斜の誤認と渋滞」
 14:40 – 15:30
杉原厚吉(明治大学)
「錯覚は、足りない情報を補おうとして失敗したとき生じる~『だまし絵』から『勘違い』まで」

主   催:明治大学先端数理科学インスティテュート
共   催:明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」
問合せ先:明治大学先端数理科学インスティテュートプロジェクト研究
        「錯覚の数理モデリングとその応用」代表:杉原厚吉 kokichis@isc.meiji.ac.jp

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