現象数理学は広い分野にかかわる学問であるため、諸機関との連携が重要です。本拠点では、国内外の関連教育・研究機関と協定や覚書を交わし、研究交流や共同研究を進めています。
主な連携先は、次の通りです。
■連携機関概要
山口大学 時間学研究所は、時間という観点から研究者間の交流を図り、新たな学際領域を創造するとともに、その成果の社会的な還元を行なうことを意図し、2000年4月に設立されました。
文系・理系の連携によって「時間学」という新しい学問を切り開き、時間を科学的合理性のみから解釈するのではなく、人間的な世界における時間を取り戻す。そのためには、持続可能な地球社会や人間社会を展望し、文明論を視野に入れた研究を行なうことも重要と考える機関です。
■協定の締結
MIMSと山口大学時間学研究所は、2015年10月15日に両機関の研究活動の推進及びその成果の普及を促進することにより、我が国における学術研究の発展に寄与することを目的として、研究協力に関する協定を締結しました。
協定の有効期限は、2016年3月31日。特に両機関から申し入れがない限り継続。
■連携先リンク
■連携機関概要
武蔵野大学 数理工学センターは、持続可能な社会構築のため、数理工学の最先端分野についての研究を行い、社会の発展と人類の福祉に貢献することを目的に、2015年4月に新設されました。
MIMSと武蔵野大学数理工学センターは、2015年10月16日に両機関の研究活動の推進及びその成果の普及を促進することにより、我が国における学術研究の発展に寄与することを目的として、研究協力に関する協定を締結しました。
■協定の締結
協定書の目的を推進する活動で、両機関が協議して同意した事項、将来的に共同研究・研究交流など、様々な協力関係を築いていくことが期待されます。
協定の有効期限は、2016年3月31日。特に両機関から申し入れがない限り継続。
■連携先リンク
■連携機関概要
広島大学は、国際平和文化都市である広島市内等に広大なキャンパスを持つ、11学部、12研究科、1専攻科、1研究所、大学病院並びに11の附属学校園を有する国立大学です。
明治大学とは、平成19年度から文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」『数理生命科学融合教育コンソーシアムの形成』(取組代表者:楯真一(広島大学教授))において、数理生命科学という新しい学際分野を担う若手研究者を大学の垣根を越えて育成することを目的とした大学院教育に関する連携プログラムを展開しています。
さらに、本プログラムである平成20年度文部科学省「グローバルCOEプログラム」『現象数理学の形成と発展』(拠点リーダー:三村昌泰 (明治大学教授))では、複雑化する現代社会で起こっている現象を数理科学の眼で解き明かす(=現象数理学)国際的な教育研究拠点の創成、そして人材育成を目指し協力連携を強固にしながら推進しています。
文系・理系の連携によって「時間学」という新しい学問を切り開き、時間を科学的合理性のみから解釈するのではなく、人間的な世界における時間を取り戻す。そのためには、持続可能な地球社会や人間社会を展望し、文明論を視野に入れた研究を行なうことも重要と考える機関です。
■包括協定・覚書の締結
明治大学と広島大学は2009年1月30日、教育・研究活動の包括的な交流と、連携・協力の推進によって、わが国の教育・研究の一層の進展に資することを目的に、以下のような大学間交流に関する包括協定並びに、両大学研究科間による学生交流に関する覚書を締結しました。
■連携概要
包括協定・覚書の締結について (協定・覚書調印式時配付趣意書)
■連携先リンク
■連携機関概要
龍谷大学は、京都市深草に本部を置き、深草・大宮、大津市瀬田の3キャンパスを展開、本年創立370周年を迎える、7学部、1短大、9研究科、1付属学校を有する私立大学です。
平成元年に理工学部、平成5年に理工学研究科が創設され、数理情報学科・専攻は、創設以来、関西圏における数理科学教育研究の重要な拠点となっており、伝統的な数学および自然界や社会における現象の数理的な解析研究分野に大きな強みを持っています。
明治大学とは、平成19年度から広島大学と明治大学が共同で推進している文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」『数理生命科学融合教育コンソーシアムの形成』(取組代表者:楯真一(広島大学教授))のプログラムを支援して、数理科学の若手研究者の育成を目的とした学生交流会を開催し、相互の交流を深め、大学間コンソーシアムの形成を目指しています。また、本プログラムである平成20年度文部科学省「グローバルCOEプログラム」『現象数理学の形成と発展』(拠点リーダー:三村昌泰(明治大学教授))の活動を支援して、現象数理学を日本国内外に展開するために、「関西圏」における数理科学教育研究の拠点として、「首都圏」の拠点である明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)との連携を強くし、更なる発展を目指します。
■包括協定・覚書の締結
明治大学と龍谷大学は2009年3月28日、わが国の教育・研究の進展に資することを目的に、以下のような大学間交流に関する包括協定並びに、両大学理工学研究科間による学生交流に関する覚書を締結しました。
■連携概要
包括協定・覚書の締結について (協定・覚書調印式時配付趣意書)
■連携先リンク
現象数理学の国際的教育研究ネットワークの構築
関連する研究機関と密接な国際的教育研究ネートワークを構築し、教育研究交流を推進しながら、現象数理学の世界的拠点となることを目指します。
明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)および明治大学大学院先端数理科学研究科(AMS)と米国ペンシルベニア大学数理生物学センターとの間で、数理生物学及び関連分野における学術研究交流の推進を目的とする協力協定を締結しました。数理生物学に限らず、数理的視点に軸足を置いた社会学や考古学など幅広い分野における研究交流を推し進めます。
フランスCNRSの国際研究ネットワーク(IRN)プログラムの下で、日仏韓台の研究者の数理分野における共同研究を推進するための国際研究協力事業(ReaDiNet)が2015年に発足しました。この事業では、ライフサイエンスに関連する数理的研究に重点が置かれており、MIMSは日本側の代表機関を務めています。また、この事業の一環として、複雑現象の数理的理解「生物と数理の融合研究プロジェクト」を推進します。
研究交流、高等教育を発展させるため、協定を締結しました。今後、更なる現象数理学の展開を推進します。
高等教育及び研究交流の発展と学術研究及び高等教育の国際化に向けて、協力協定を締結しました。若手研究者の交流を行い、数理生物学、生命科学分野での共同研究プロジェクトを推進していきます。
理工学部も加わる形で研究者の交流、PDの派遣、受入れなどの学術研究協力に関する協定を締結しました。若手研究者の交流を行い、数理科学の発展を推進します。
研究者の交流、PDの派遣、受入れなどの覚書を締結し(覚書を締結済)、研究課題における社会科学に特化した現象数理学の展開を推進します。
数理科学の国際的なネットワーク構築、人材交流などを積極的に推進するため、覚書を締結しました。高等教育及び研究交流を発展・促進させることを目指します。
■連携機関概要
2023年3月14日、明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)および明治大学大学院先端数理科学研究科(AMS)と米国ペンシルベニア大学数理生物学センターとの間で、数理生物学及び関連分野における学術研究交流の推進を目的とする協力協定を締結しました。この協定締結のために同センターの森洋一朗、Joshua Plotkin共同所長が明治大学を訪れ、荒川薫大学院先端数理科学研究科長と俣野博MIMS所長の4名で協定書に調印しました。この協定書には大学院生の交流に関する覚書が付属しており、数理生物学に限らず、数理的視点に軸足を置いた社会学や考古学など幅広い分野における研究交流を推し進めます。
■協定の締結
米国ペンシルベニア大学数理生物学センターと明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)および明治大学大学院先端数理科学研究科(AMS)は2023年3月14日、高等教育及び研究交流を発展させるため、以下の協定を締結しました。
■連携先リンク
■連携機関概要
フランス国立科学研究センター(CNRS)は、1939年設立のヨーロッパ最大の政府基礎研究機関であり、国立2つを含む9つの研究所で、自然科学、科学技術、社会学の全領域における研究を行っています。
CNRSの国際研究ネットワーク(GDRI)プログラムの一環として、日仏韓台の研究者の数理分野における共同研究を推進するための国際研究協力事業(ReaDiNet)が発足し、MIMSは2015年10月28日にフランス、韓国、台湾の著名な研究機関との間で設立協定を締結しました。 この事業ではライフサイエンスに関連する数理的研究に重点が置かれており、第1期のReaDiNet事業は2019年に終了し、現在はその継続事業として、CNRSのIRNプログラム(旧GDRIプログラム)の下で第2期ReaDiNet事業を行っています。この第2期の事業においても、MIMSが引き続き日本側の代表機関を務めています。
- GDRI-ReaDiNet(第1期)の協定締結機関
明治大学/東京大学/フランス国立科学研究センター/パリ第11大学(仏)/
ニース・ソフィア・アンティポリス大学(仏)/韓国科学技術院/国家理論科学研究所(台湾)
第1期の協定締結の際には、日本側から2大学が協定校として参加し、明治大学の代表を三村昌泰MIMS副所長が務め、東京大学の代表を俣野博(大学院数理科学研究科教授)が務めました.第2期では,日本側の代表機関は明治大学MIMSのみとなっています。
■連携概要・研究概要
ライフサイエンスと数理の融合研究プロジェクト。 生物・化学・医学システムに現れる複雑現象を、日仏韓台の研究者が互いに連携し協力しながら、モデリング、シミュレーションそして数学的解析を駆使して解明することをめざす。
■連携先リンク
コートダジュール大学(ニース・ソフィア・アンティポリ大学)(フランス)
■連携機関概要
イタリア学術研究会議(CNR)において、その中で最大の数学研究所が、イタリアCNR応用数学研究所(IAC)です。IACは、1927年にMauro Picone氏により設立され、2002年には、全く新しい形に生まれ変わり、ローマ、バーリ、フィレンツェ、ナポリの四か所に拠点を構えました。その使命は、社会や産業と大いに関連した学際的な背景や問題を解決するため、数学的、統計的、また計算を駆使した非常に進歩的な方法を開発することです。IACはおよそ55人の研究者を擁し、MIMSとも学術研究及び高等教育の国際化に向けた協定を締結しています。
■協定の締結
イタリア学術研究会議応用数学研究所とMIMSは2009年10月28日、高等教育及び研究交流を発展させるため、以下の協定を締結しました。
■連携先リンク
■連携機関概要
数理生物学センター(CMB)は、オックスフォード大学数学研究所のもとに1983年に設置された数理生物学における英国初の研究所です。MIMSとCMBは協定を締結し、双方の所員、研究員とポスドクを含む若手研究者の交流を行い、数理生物学、生命科学分野での共同研究プロジェクトを推進していきます。
■協定の締結
MIMSとCMBは、2012年3月14日に高等教育及び研究交流の発展と学術研究及び高等教育の国際化に向けて、以下の協定を締結しました。
■連携先リンク
■連携機関概要
ベトナム科学技術院(Vietnam Academy of Science and Technology、以下VAST)はベトナムの国立大学院大学であり、ベトナム国内で最高の権威を持つ研究・教育機関です。その一部局であるベトナム科学技術研究院ハノイ数学研究所(Vietnam Academy of Science and Technology, Institute of Mathematics、以下IMVAST)は1969年に設立され、2024年現在、数学のあらゆる分野をカバーする80名以上の研究スタッフの他、博士・修士課程の大学院生も在籍しています。設立以来、多くの国々と重要な協力関係を築いてきており、近年では更なる提携を世界中の研究所や大学に広げ、MIMSとも覚書を交わしています。
■協定の締結
MIMSとハノイ数学研究所は2008年3月17日、研究者の交流、ポスドクの派遣、受入れなどに関して覚書を締結しました。
2024年5月13日には、この覚書に新たに理工学部も加わる形で調印が行われ、以下のように教育・研究に関する協力協定が結ばれました。
■連携先リンク
■連携機関概要
フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)は、1960年、数学の研究機関として、フランス国立社会科学高等研究院社会数理解析センター(CAMS)を設立しました。CAMSは、社会科学や人文学において、まだ解明されていない構造を明らかにするため、新しいモデルを開発しています。MIMSとCAMSは、研究者の交流、PDの派遣、受入れなどの覚書を締結し、研究課題における社会科学に特化した数理科学の展開を推進しています。
■覚書の締結
MIMSとフランス国立社会科学高等研究院社会数理解析センターは、研究者の交流、PDの派遣、受入れなどに関して、以下の覚書(2008年3月21日)を締結しました。
■連携先リンク
■連携機関概要
マドリード・コンプルテンセ大学学際数学研究所(IMI)は、2007年2月26日に認可された、数学の研究や応用を専門とする研究機関です。その使命は、学際的研究、特に、IT、生命医学、ナノテクノロジー、工業応用、財政学などの戦略的領域における研究を推進すること、また、数学や科学の様々な分野間の協力を増進させることです。MIMSは、研究及び高等教育の国際化を目指し、相互に学術研究面での協力を行うことにより、高等教育及び研究交流を発展・促進させることを目的として、IMIと覚書を交わしています。
■覚書の締結
MIMSとマドリード・コンプルテンセ大学学際数学研究所(IMI)は2009年3月20日、数理科学の国際的なネットワーク構築、人材交流などを積極的に推進するために、以下の覚書を締結しました。
■連携先リンク
終了しました
■連携機関概要
台湾国立陽明交通大学(NCTU)は、1896年に、Nanyang Collegeという名称で、上海郊外に設立され、その後、1958年に、現在の所在地である台湾の新竹市で復興されました。 台湾国立陽明交通大学の付属機関である数学建模科学計算研究所は、様々な実用的側面から科学的計算を応用して、物理学、化学、生命医学、工学間の学際的な共同研究を促進することを目指しており、MIMSとも覚書を交わしています。
■覚書の締結
MIMSと台湾国立陽明交通大学数学建模科学計算研究所は2009年3月4日、研究者の交流、PDの派遣、受入れなどに関して、以下の覚書を締結しました。
■連携先リンク