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平成20年度「グローバルCOEプログラム」に採択されました

 

6月18日、文部科学省が公募する平成20年度グローバルCOEプログラムにおいて、本学から申請を行っていた「現象数理学の形成と発展」プログラムが以下のように採択されました。採択分野【数学、物理学、地球科学】の申請プログラム中、私学では本学のみの選定となります。

  拠点のプログラム名称: 現象数理学の形成と発展
  中核となる専攻等名: 明治大学先端数理科学インスティテュート
  連携先機関名: 広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻
  拠点リーダー名: 三村 昌泰(明治大学理工学部教授)

  ◆拠点形成概要及び採択理由
  ◆明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS) ホームページ
  ◆広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻 ホームページ

 文部科学省グローバルCOEプログラムは、ポスト「21世紀COEプログラム」として、我が国の大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最高水準の研究基盤の下で世界をリードする創造的な人材育成を図るため、国際的に卓越した教育研究拠点の形成を重点的に支援し、国際競争力のある大学づくりを推進することを目的とするもの。平成19年度より実施されています。平成20年度は130校315件の申請のうち、68件(29校)の取組みが採択されました。
※COE=Center of Excellence(卓越した研究拠点)
  文部科学省ホームページ
  日本学術振興会ホームページ(グローバルCOEプログラム)


明治大学から世界へ ~知の創造・発信基地を目指して~
「個」を強める知の拠点


  明治大学長 納谷 廣美

 明治大学が研究大学として、学内外に認知され続けていくために、2005年5月に「研究・知財戦略機構」を設置し、2007年7月には、重点領域を定めて国際的な研究拠点の育成を図る仕組みとして、研究・知財戦略機構直属の「特別推進研究インスティテュート」制度を新設しました。このインスティテュートは、特定課題研究ユニットのなかで展開している研究のうちから、特に先端性・国際性、さらに社会貢献の面で優れた研究の組織について、機構が選定したものです。

 「明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)」は、複数の研究科にまたがる現象数理学の及ぶ研究領域の広さから、総合大学である明治大学の研究体制にとって、将来構想の最も重要な柱であります。
 今回のグローバルCOEプログラムの採択は、「わが国の数学系のなかで、現象数理学の研究教育を担う大学は、明治大学である」ことを全世界の高等教育機関から認められたのではないかと思っています。
 本学が研究大学としてのステイタスを確立することは、日本の私学全体にとっても重要なことであり、今後は、プログラムの実行中は勿論のこと、その終了後も、全責任をもって事業を支援し、叡智を結集して継続・発展させていく覚悟です。

  以 上

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