研究・知財戦略機構 石濱正男客員研究員が、環境保全功労者環境大臣表彰を受賞しました。石濱研究員は、日産自動車勤務の頃から、エンジン騒音、排気音の系統的な研究をされ、神奈川工科大学に移られてからもタイヤ騒音発生プロセスの研究や出版活動、および自動車騒音規制や取り締まりに関する仕事をされてきました。これらの業績に対して、環境保全功労者表彰が浅尾慶一郎環境大臣より授与されました。
◆ 浅尾慶一郎環境大臣と石濱正男研究員 ◆
令和7年度 【環境保全功労者表彰受賞】
氏名:石濱正男
現職:明治大学先端数理科学インスティテュート 客員研究員
功績概要:
環境省と国土交通省が合同で設置した自動車排気騒音対策検討会の副座長及び同検討会の分科会座長を務めマフラーの事前認証制度の具体化の目処を立て、また、中央環境審議会騒音振動部会自動車単体騒音専門委員会の設置当初から審議に貢献する等、環境行政の推進に貢献した。
環境保全功労者表彰受賞者表彰式
環境省公式ページより
表彰式は令和7年6月26日(木)に環境省第1会議室にて行われました。
(環境保全功労者等表彰制度設立の経緯)
- 昭和47年6月、ストックホルムにおいて国連人間環境会議が開催され、我が国の提唱により国連で6月5日を「世界環境デー」と設定。
- 昭和48年度から6月5日を初日とする1週間を「環境週間」とし、平成3年度からは従来の週間の幅を拡大して、6月の1か月間を「環境月間」として全国的な普及啓発活動を展開。
- 昭和51年度に「環境週間」行事の一環として、「環境保全功労者表彰」の制度を創設。
- その後、昭和54年度に「地域環境美化功績者表彰」(都道府県知事、政令指定都市市長推薦)を、昭和56年度に「地域環境保全功労者表彰」(都道府県知事、政令指定都市市長推薦)を創設。両表彰については、現在は地方環境事務所長からも推薦。