セミナー・シンポジウム(2012)
平成24年度 文部科学省 数学・数理科学と諸科学・産業との連携研究ワークショップ「折紙工学の深化と適用拡大に貢献する数理科学」
主催 : 明治大学先端数理科学インスティテュート
共催 : 文部科学省
趣旨 : 折紙工学は2003年に創始されたばかりであり、数理科学者、工学者が本格的な議論をするのは今回が初めてであり、講演者と参加者の議論により次のような多岐に亘る課題解決の足掛かりが得られるものと期待される。
オーガナイザー : 明治大学先端数理科学インスティテュート 萩原一郎
日時 : 2012年11月15日(木)~16日(金)
会場 : 明治大学駿河台キャンパス 大学会館3階 第1・2会議室
駿河台キャンパスアクセスマップ
※ 参加申し込みは特に必要ございません。当日、直接会場にお越しください。(参加費無料)
プログラム:
11月15日(木)
9:00 – 9:40
萩原一郎(明治大学先端数理科学インスティテュート)
数理科学「折紙工学の数理」
9:45 – 10:15
中山江利(明治大学先端数理科学インスティテュート)
数理科学「折紙の感性工学からのアプローチ」
10:20 – 11:00
マリア・サブチェンコ(明治大学先端数理科学インスティテュート)
数理科学「Geometry processing on 3Dmodels」
11:05 – 11:45
戸倉 直(㈱トクラシミュレーションリサーチ)
計算科学「空間充填で得られるコア材の成形法」
11:45 – 13:00 休憩
13:00 – 13:40
杉山文子(京都大学工学部物理工学科宇宙基礎工学コース)
折紙工学/航空工学「曲線折紙の数理的取り扱い」
13:45 – 14:25
川崎敏和(阿南工業高等専門学校 教授)
数理科学「ものづくり教育に役立つ幾何折り紙教材とテキストの開発 デルタ積み木を高く積もう他」
14:30 – 15:10
宮本好信(愛知工業大学)
「拡張折紙デザイン作品紹介(折紙工学番外地:建築編)」
15:10 – 15:30 ティータイム
15:30 – 16:10
斎藤一哉(東京大学生産技術研究所機械・生体系部門)
折紙工学 / 材料工学「弾性折りを利用した展開構造の設計」
16:15 – 16:55
三谷 純(筑波大学システム情報系)
情報工学「CG技術を活用したインタラクティブな折紙設計システム」
11月16日(金)
9:00 – 9:40
石田祥子(明治大学先端数理科学インスティテュート)
数理科学「等角写像の折り紙への応用」
9:45 – 10:15
須志田隆道(龍谷大学理工学部)
「三角形の螺旋タイリングと折り紙」
10:20 – 11:00
森継修一(筑波大学図書館情報メディア系)
数理科学「和算で扱われた計算幾何の問題の現代的解法について」
11:05 – 11:45
小林秀敏(大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻)
材料工学「植物に見られる展開構造と数理科学」
11:45 – 13:00 休憩
13:00 – 13:40
野島武敏(㈱)アートエクセル折り畳み構造研究所)
折紙工学 / 航空工学「折り紙の工学化とその数理的課題」
13:45 – 14:25
三浦公亮(東京大学 名誉教授)
宇宙科学「PCCP Shell の数理から、チューハイ缶まで」
14:30 – 15:10
舘 知宏(東京大学総合文化研究科広域システム科学系)
折紙工学/建築工学「折り角の微小変化モードに基づく可動折紙形態の生成」
15:10 – 15:30 ティータイム
15:30 – 16:10
繁富(栗林)香織(北海道大学)
折紙工学/バイオ工学「細胞折紙:折紙の折り畳み技術を用いた3次元細胞組織の構築」
16:15 – 16:55
趙希禄(埼玉工業大学)
機械工学「折紙工学と新しい自動車車両構造の研究開発」
問合せ先:明治大学萩原研究室
電話番号:044-934-7775
メールアドレス:tz12007meiji.ac.jp