現象数理セミナー
第6回 現象数理セミナー(2007年度)
- 日時:2007年8月2日(木) 16:30 ~ 17:40
- 場所:明治大学生田校舎・中央校舎6階・0605室(メディアゼミ室2)
小田急小田原線 「生田駅」から徒歩10分
又は「向ケ丘遊園」駅北口から「明治大学正面」行きバスで終点下車10分
詳しくは,http://www.meiji.ac.jp/campus/guide.html をご覧下さい
- 講演者:
二宮広和 氏(龍谷大学理工学部 数理情報学科)
- 講演タイトル:
反応と拡散:爆発問題の視点から
- 要旨:
反応拡散方程式の解が有限時間で無限大に発散するとき爆発するといいます. 本講演では,境界条件によって爆発するかどうかが変わる問題を取り上げます. Neumann境界条件下では,爆発するような解をもつが,Dirichlet境界条件下では どんな解も爆発しないような非線形項の構成について解説します. 時間があれば,反応拡散系(システムの場合)に拡散と反応がどのような場合に 爆発がおこるのかについても説明していきます.

参加自由です。皆様のお越しをお待ちしております。
この研究会は科研費基盤研究S『非線形非平衡反応拡散系理論の確立』(代表者:三村昌泰(明治大学理工))の援助を受けております.
明治大学先端数理科学インスティテュート・現象数理部門(世話人:三村昌泰,上山大信)